2013年11月04日

富士山(詩吟)

剣道が動のスポーツとすると
詩吟は、静のスポーツか。


来年5月の試験に備えて早くも練習開始。
慣れている「川中島」で行くか。
「富士山」で行くか・・。

合吟で全員熱唱。
身体がぬくもります。

富士山は、詩吟の基本中の基本だそうで、
やればやるほど難しくなる吟だそうです。

「簡単そうに思えるが、実に奥が深い」とのこと。

詩吟の師匠N先生は、昔、「富士山屋さん」と呼ばれていたそうで
そのくらい稽古したそうです。
いろんなコンクールにも「富士山」で出場。
表彰状や盾がたくさんあります。

仙客来遊雲外嶺
神竜棲老洞中淵
雪糸丸素如煙柄如
白扇倒懸東海天


富士山頂には昔、仙人が伊豆大島から
飛んできて遊んだらしい。

神秘な洞穴の深部には
神竜が生息していた。

山に積もる雪は白い絹のごとく
噴煙は扇子の柄のように見える。

富士山の全景は、白い扇をさかさまにして
東海の天にかけた姿そのままである。

作者は、石川丈山
1583年~1672年
三河の人
文武両道の人
晩年京都に詩仙堂を建てた。
寛文12年没 90歳




富士山(詩吟)



Posted by 太田 護葉(まもるは) at 11:37│Comments(0)
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